悩んでいる男性の画像
〈意図したとおりに伝わらない…〉

「言葉で伝えるのが苦手、でも伝えなければいけない…」・「言葉で伝えるのが苦手、でも伝えたいことがある…」。

あなたがこの記事を読もうと思われた理由は、「伝え方」がよく分からなくて困っているからではないでしょうか?

僕は、Webマーケター兼コンテンツライターです。

インターネット・Webを活用して「お客さんとなりうる人(=見込み客)」を集めて、無形・有形を問わず、商品やサービスの優れている点と必要性を主に言葉(文章)で伝えて、資料請求・登録・申込み・ダウンロード・購入といった「成約」につなげるのが仕事です。

つまり、「言葉で伝えること」を日常的に行っています。

「そんな人が言葉で伝えるのが苦手な人のことを分かるわけがない!」そう思われたかもしれません。

でも、一言いわせてください。「何をするにしても、最初からできる人なんていないですよ」と。

僕だって、今でこそ言葉(文章)で伝えることがビジネスになっていますが、昔は、現在の自分のように「言葉や文章で伝えること」が仕事の一部になるなんて想像もしていなかったのです。

会社員時代の話ですが、「会議の際に発表する内容をまとめてくるように」と言われ、何を書いたらいいのか分からなくて、前日の夜まで書き始められなかったほどですから(泣)。

それでも言葉や文章で伝えることができるようになったのは、「伝え方の技術」が身に付いたからです。

この記事では、昔の僕のように「言葉で伝えるのが苦手な人」に向けて、その理由と解決策をお伝えします。

言葉で伝えることへの苦手意識を取り払いたい方は、最後までお付き合いください。

 あなたの言葉が伝わらない理由

「Why?」と、理由を問うイメージ画像
〈伝わらない「理由」とは?〉

読む人(聞く人)のことを無視して自分が書きたいことだけ書いている(言いたいことだけ言っている)、そんな言葉(文章)をまともに聞いてくれる(読んでくれる)人などいません。

なぜ言葉が伝わらないのか?…その理由は、①選ぶ言葉が悪い・②伝え方が悪い、のどちらか一方または両方に当てはまっているからです。

簡単な例をあげて説明しますね。

  1. 「コレやっといてくれませんか?」
  2. 「この件なんですけど、僕(私)よりあなたのほうが適任だと思うので、やってもらえると助かるんです。お願いしてもいいですか?」

上の2つのお願い、どちらが通る可能性が高いと思いますか?

答えを言うまでもないですよね?当然、「2の伝え方」のほうが通る可能性が高いです。

なぜ「1の伝え方」が良くないのかというと、一番の問題は「自己中心的で丁寧さに欠けること」です。「そんな言い方なら、やりたくない!」と思われても仕方ありません。

ただ伝えればいいわけじゃないことがお分かりいただけましたか?

 言葉にすることを恐れない

新聞・雑誌・小説、そしてインターネット上にまで、世の中のありとあらゆる所に言葉が溢れています。

私たちは「言葉が支配する世界を生きている」と言っても過言ではありません。世の中のルールである法律が言葉でできているくらいですからね^^

日々いろいろな言葉・文章を目にする中で、「こんなスマートに伝えられたら…」と一瞬思うものの、「自分には無理」とネガティブに考えてしまう人は多いです。

【何をするにしても他人と比べてしまう】その悪い習慣が、言葉にすることを恐れ、伝えることに苦手意識を持ってしまう原因です。

頭のいい人のようにスマートな言葉で伝えれないとカッコ悪い、その間違った認識は消し去ってください。

仕事・プライベートどちらの場面にしても、人一倍カッコいい言葉は必要ないんです!

そもそも言葉にするという行為は、相手に伝わらないと意味がありません。

なので、言葉にすることを過剰に恐れずに、「相手の気持ちを考えて」言葉にし続けてみてください。

その努力が実を結ぶ日が、いつか必ずやって来ます。

 伝わる言葉は「わかりやすい」

「大人は子供と違い、どんな言葉(文章)で伝えても大丈夫」そんなふうに思っていませんか?もしそうだとしたら、その考えを改める必要があります。

なぜなら、言葉にするという行為は、難しい知識を知っていることを自慢する場ではないからです。

たとえば何か言われた人が「何を言っているのかイマイチよく分からない…」と感じたとしたら、それは伝えた人に問題があります。

なぜ言葉で伝えるのか?…それは、「伝えなければいけないことがある」・「伝えたいことがある」・「言葉にしなければ伝わらない」からです。

言葉にする前に、立ち止まって自分に問いかけてみてください。「相手にとってわかりにくい言葉を使っていないだろうか?」と。

 相手目線が足りないと伝わらない

「どうも」「いいです」、このまま伝えてしまうと相手は「なんか冷たいな…」と感じると思いませんか?

言葉は人に何かを伝える手段ですから、「伝えられた相手方がどう感じるかを想像すること」が大事です。

言葉を聞いてくれる人・文章を読んでくれる人に敬意を払い、相手目線を持った表現をするよう心がけてください。それが「言葉で伝える際の礼儀」だと僕は思います。

相手に敬意を払うことができれば、相手の立場や気持ちも考慮するようになります。

「どこで・どんな時に読まれるのか?」そこまで考えたうえで言葉や文章にすることができれば、「伝わる言葉」は自然と選べますよ^^

まとめ(※解決策=本を読んで実践すること)

「伝わる言葉」をつなげて「伝わる文章」にすることができるようになれば、あなたは人生を変えることができます。

相手や場面に応じて効果的な言葉を選択できる能力には、それだけの価値があるのです。

もしあなたが言葉や文章で伝えることが苦手だと感じているのなら、「伝え方を教えてくれる本」で伝え方を学んでみてはいかがでしょうか?

ちなみに僕のオススメは、元・博報堂コピーライター佐々木圭一さんの「伝え方が9割」です。

この本であれば、あなたの「言葉で伝えることへの苦手意識」を必ずや取り払ってくれるでしょう。

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