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〈「思考」と「結果」って関係あるの?〉

「わかっている」と「できる」は一緒?

アフィリエイトやせどり(=転売)といったインターネットビジネスに限ったことではありませんが、「わかっている」「できる」は明らかに違います。

簡単に説明すると、「わかっている」というのは「単純に知識として知っていること」でしかなく、「できる」というのは「知った上で実践できること」です。

思考うんぬんの前に、この2つは全く別次元の話であるということを押さえておくことが大事です。

そこを押さえてもらった上で、僕が思う「結果につながる思考」の定義を聞いてください。

僕が思う「結果につながる思考」とは、「①失敗を恐れないで、②限られた情報に基づいて、③すばやく判断・行動ができる思考」のことです。

 具体例

なにか具体例があったほうがわかりやすいと思うので、「車の運転」を例に説明しますね。

「車の運転免許を取ろう!」と思ったとき、一発試験で取る人以外は自動車教習所に通学して取りますよね?

自動車教習所に通い始めると、路上での運転技能講習の前に、座学ざがく(=学科講習)を受講することになります。

具体的には、道路交通法や車に関する予備知識・操作の仕方について授業を受けるというのが学科の内容です。

この時点では、車の運転について「知識として知っているだけ」であり、その場で「じゃあ今すぐ乗ってみて」といわれても乗ることはできないでしょう。

まずは、学科講習を受けつつ実際に自動車教習所内で運転の練習を繰り返すことによって、車の運転が「わかっている=知識として知っている」状態になります。

「できる」ようになった気はしますが、この時点でも教官なしで一人で運転できるようにはなっていません(泣)。

ただ、実践経験を積むことはできているので、「できる」状態に確実に近づいています。ここまではいいですよね?

車の運転
「わかっている」= 教習所の学科で学んで、公道における車の運転を理解している。しかし、実際の運転は未経験のため、することができない。

「できる」= 公道で安全に車を運転できる。
結果につながる思考
「わかっている」= 教材で学んだり、結果を出している人からアドバイスを受けたりして、「結果につながる思考」の定義・使い方を理解している。しかし、ビジネスの場面では使うことができない。

「できる」= ビジネスの場面で、「結果につながる思考」を使って行動することができる。

「わかっているだけの状態」から「できる自分」になるには?

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〈「実践」が成長につながります〉

では、「わかっている」から「できる」に成長するにはどうしたらいいのでしょうか?

本・PDFや音声教材・Webサイトからインプットしただけでは「単純に知識として知っているだけの状態」です。

ここから「できる自分」になるには、仕事(ビジネス)や日常生活の場面で、学んだことを実際に使っていくことが最短の道です。

最初のうちは使いこなすことができなくてもいいので、気にせず繰り返して使ってみましょう。

小さい失敗をしながら繰り返し使っているうちにコツがつかめてきます。

そうしているうちに、意識をしなくても「結果につながる思考」ができるようになり、「自分の思考(考え方)」として定着する(=習得できる)でしょう。

逆に、単なる身分証として運転免許証を取った人(ペーパードライバー)が時間の経過とともに運転がヘタになってしまうのと同じように、「結果につながる思考」も使い続けないと、「できる自分」→「わかっているだけの状態」にすぐに戻ってしまいます。

そうならないために、僕は「結果につながる思考」を日常生活の中でも使うことをオススメしています。

その理由は2つあります。順を追って1つずつ見ていきましょう。

 理由1:圧倒的に練習する機会が増える

練習する機会が仕事(ビジネス)の場面だけだと、「結果につながる思考」にのっとって行動する機会があまりにも少ないです。

「できる自分」になるためには、実践の回数をこなす必要があります。

なので、仕事やビジネスの場に限定せず、普段の生活の中でも積極的に使っていきましょう。

使う場面を限定しないことによって圧倒的に実践する機会が増え、結果として、より早く「できる自分」に近づくことができます。

 理由2:前もって失敗を経験できる

「結果につながる思考を仕事やビジネスの場面で使って失敗したら…」なんて考えてしまうと、実践することをためらってしまうかもしれませんね。

だからこそ、まず日常生活の中で使ってみるのがいいんです。

取り返しのつかないような失敗は困るでしょうが、仕事(ビジネス)の場面に比べると、家族や友人が相手の日常生活のほうが気軽に使え、失敗もそれほど痛くないでしょう。

また、仕事(ビジネス)の場面よりも、関連する事項や人間関係が少ない分、原因と結果の関係性がつかみやすく、習得しやすいといえます。

 まとめ

「結果につながる思考」を、日常生活や仕事(ビジネス)のシーンで、失敗なんか恐れずに気軽に使っていきましょう。

「まだ完全に理解していないから使えない…」なんて思わずに、ある程度わかったら使ってみてください。

なぜかというと、「使ってみて初めてわかることがあるから」です。

小さい失敗なんて何回してもいいじゃないですか。

たとえ失敗したとしても、「その失敗について分析するチャンス」が得られます。

そして、その分析結果の積み重ねは、あなたにとってかけがえのない財産(=教訓)となるでしょう。

「失敗は成功の母」という言葉は、嘘ではありません。

【 ①インプット → ②実践 → ③失敗 → ④分析 → ⑤分析結果をふまえて再度実践 】のサイクルを繰り返して、成果(=売上・報酬)につなげていきましょう。

成果を出せていない人が出せるようになるには、「今までの行動」を変える必要があります。

なぜなら成果を出せていないという結果は、今までのあなたの行動の積み重ねによってもたらされたものだからです。

そして「行動」を変えるには、行動の基(もと)になる「思考(=考え方)」を変えなければいけません。

もしあなたが思考を変えるキッカケが欲しいのなら、この本が必ず役に立ってくれるでしょう。

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