
この記事では、「1000をkで表す意味」について分かりやすく解説します。
「数字の後ろにkをつける意味が知りたい!」、そんなあなたのために書きました。
最後まで読むと、疑問が解消されてスッキリしますよ^^
それでは、内容に入っていきましょう!
「k」は1,000(=千)を表す「キロ」のこと
はじめに結論からお伝えします。
数字の後ろの「k」は、1,000(=千)のことです。なので、kの前の数字に1,000を掛けることで答えを知ることができます。
具体的な数字を当てはめると以下のとおり。
- 20k → 20,000(=2万)
- 3712k → 3,712,000(=371万2千)
- 183964k → 183,964,000(=1億8396万4千)
ただし、1つ注意点があります。それは何かというと、kは「必ず小文字で表す」ということ。
次の見出しで、簡単に説明しますね。
小文字の「k」と大文字の「K」は全く別の記号
ここまでお伝えしてきた「k(キロ)」、そして次に解説する「M(ミリオン)」などのことを、ちょっと難しい言葉で「倍量の接頭辞」というのですが、それらの記号のほとんどには、「大文字を使う」という決まりがあります。
ただし、「k(キロ)」は、その例外です。
「k(キロ)」で表記する際に小文字を使う理由は、以下のとおり。
倍量の接頭辞の記号のほとんどは大文字であるが、キロは小文字である[1]。これは、倍量には大文字を使うという決まりができる前にすでにキロが定められており、小文字で定着していたためである。
「k(キロ)」は日常生活でもよく使うので、正しい知識を知っておいた方が良いと思い、少し踏み込んだところまでお伝えしました。
できればココまで押さえておきたいですね。
「M」は1,000,000(=100万)を表す「ミリオン」のこと
せっかくなので、「k」より上の単位である「M」についても知っておきましょう。
数字の後ろの「M」は、1,000,000(=100万)のことです。なので、Mの前の数字に1,000,000を掛けることで答えを知ることができます。
具体的な数字を当てはめると以下のとおり。
- 70M → 70,000,000(=7000万)
- 8316M → 8,316,000,000(=83億1600万)
- 674133M → 674,133,000,000(=6741億3300万)
まあ、だからといって何か難しいことを表しているわけではありません。
「k」と全く同じ要領で、「M」を「0(=ゼロ)6つ」に置き換えるだけです。
なぜ「k」や「M」を使うの?どういう意味?

知識や情報というのは、理由とセットで覚えると忘れないものです。
なので、せっかく学んだ知識を忘れないよう「kやMを使う理由」をお伝えします。
「k」は1,000(=千)のことであるというのは、すでにお伝えしたとおりです。
普段の生活で使う単位でいうと、以下のとおり。
- 1kg=1,000グラム
- 1km=1,000メートル
それと同様に「M」は「million」の略で、日本語にすると「1,000,000(=100万)」という意味の言葉。
アルファベット1文字で大きい数字を表すことができると、0を多く書かなくてもよくなるため、特に大きな数字を日常的に扱う分野(経済・金融・不動産など)を中心に、このような表記が用いられています。
大きな数字を表すときに使われる略称の一覧表
「k」より上の単位は、さきほどご紹介した「M」、そして「B」と「T」まで覚えておくとバッチリです。
略称・英語・数字を一覧表にしたので、よろしければご参考にどうぞ。
k | kilo | 1,000(=千) |
M | million | 1,000,000(=100万) |
B | billion | 1,000,000,000(=10億) |
T | trillion | 1,000,000,000,000(=1兆) |
「k」などの略称を楽に覚える方法
もし「k」などの略称が覚えづらいとお思いなら、簡単に覚える方法がありますよ。
具体的にいうと、「カンマ(,)が増えるたびに呼び名が変わる」と覚えればいいんです▼
- 1,000=1k(千)
- 1,000,000=1M(100万)
- 1,000,000,000=1B(10億)
- 1,000,000,000,000=1T(1兆)
「グローバル化(=地球規模化)」が進んでいる現代ですから、日本での表し方に加えて、世界標準の表記も知っておいたほうがいいでしょう。
終わりに
いかがでしたか?
この記事では、1000をkで表す意味を知りたいあなたのために、その理由と関連事項をお伝えしました。
これで、数字の後ろに「k」や「M」、または「B」や「T」がついていても難なく理解することができます。
大きな数字を読む際はもちろん、「0」を多く書かなければいけないときも、今回お伝えした知識を活用してみてくださいね^^
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