
年の近い二人の子どもや双子ちゃんを乗せて移動することができる「二人乗りベビーカー」。
一人乗りのベビーカー2台を、1人で安全に押して歩くことができないことから生み出された便利アイテムです。
しかし、二人乗りベビーカーと一口に言っても、形状・重さ・サイズなどチェックする項目も多く、似たような見た目なのに価格が倍以上違うものもあります。
そのため、どこを重視して選べば良いのか分からず困ってしまう人が多いようです。
そこでこのページでは、まず初めに「二人乗りベビーカーを選ぶ際に押さえるべきポイント」を解説し、その後で「おすすめの二人乗りベビーカー」をランキング形式でお伝えしていきます。
なお、二人乗りベビーカーには大きく分けて「縦型」と「横型」がありますが、「縦型だけのランキングが見たい!」という要望にこたえるため、今回は「縦型(上下2段タイプを含む)」だけのランキングにしました。
色々なタイプをご紹介するので、ぜひ参考にして、あなたの好みや希望にピッタリなものをGETしてくださいね^^
二人乗りベビーカー(縦型)を選ぶ際に押さえるべきポイント

二人乗りベビーカーを選ぶ際に絶対に押さえるべきポイントが1つあります。それは何だと思いますか?
答えは・・・「折りたたんだ際の利便性や軽さを最優先事項にしない」です。
「どういうこと?」そんなあなたのために、以下で具体的に説明しますね。
「折りたたんだ際の利便性や軽さを最優先事項にしない」理由
評判・口コミが良い一人乗りベビーカーの傾向
ベビーカーの性能は、一般的に以下の4つの項目によって測ることができます。
- フレームの強さ
- 操作のしやすさ
- 利便性
- 軽さ
理由を具体的に説明すると、たとえば「1.フレームの強さ」を万全にしようとすると、「固くて重厚感のある素材」を使用しなくてはいけなくなり、必然的に車体の重量が増えることになるからです。
また、これとは逆に「4.軽さ」を万全にしようとすると「重厚感のあるフレームの装着」という選択ができなくなり、結果としてフレームの強さが犠牲になってしまいます。
要するに、何か1つを際立たせようとすると他の何かが犠牲になるということ。
ちなみに日本の一定規模以上の都市(特別区・政令指定都市)は人口の多さから狭い空間を利用する場面が多く、「軽さ」や「コンパクトさ」を重視したベビーカーの評価が高い傾向にあります。
これに対して欧米はどうなのかというと、重さや車体の大きさはさほど重要視されていません。
「土地柄」と一言で説明してしまうとそれまでですが、欧米各国では日本ほど公共交通機関を利用する機会が多くないため、自動車に入る大きさであれば特に問題がないということでしょう。
少し長くはなりましたが、ここまでは「一人乗りベビーカーの話し」です。
以下で、この記事の本題である「二人乗りベビーカー」について考えていきましょう^^
二人乗りベビーカーも一人乗りと同じ考え方でいいか
二人乗りベビーカーは、製品の特性上とても大きなものです。
そのため、折りただんだところでそんなに小さくすることはできません。
ただ、日本のメーカーに関しては例外で、高い技術力からなる巧みな折りたたみ構造で、それなりにコンパクトになるよう配慮されています。
だからといって全てにおいて日本製が良いわけではなく、あくまでも「利用する人が何を重視するのか」によっておすすめの製品は変わります。
海外製は、日本メーカーのような巧みな折りたたみ構造は得意ではありません。
しかし、簡易的に折りたたむことが可能ですし、ほとんどの車種は自動車に乗せる分には問題ありません。
二人乗りベビーカーは、年の近い二人の子どもや双子ちゃんの「安全を託すアイテム」です。
そのことから考えると、折りたたんだ際の利便性や軽さを最優先にして安全を犠牲にするのは良くないのではないでしょうか。
ちなみに、一部を除いてほとんどのベビーカーは折りたためたとしても自立はしません。
この点から見ても、やはり利便性などは最重要視することではないと言えます。
二人乗りベビーカー(縦型)のデメリット・メリット
二人乗りベビーカー(縦型)のデメリットとメリットは下記のとおりです。
縦型は「前後に並ぶタイプ」と「上下2段タイプ」に分けることができ、それぞれ特有のデメリット・メリットがあるのはご想像できることでしょう。
この後にランキングに入っていきますので、ここでしっかりポイントを押さえてから各製品を見比べてくださいね。
縦型(前後に並ぶタイプ)のデメリット
- 折りたたんだ際に、あまり小さくならない車種が多い
- 縦長な作りになっているため、小回りがきかない
- 子ども・赤ちゃん同士のコミュニケーションがしづらい
Check ✓ 縦型(前後に並ぶタイプ)のメリット
- 「横型」と比べて、見た目がスタイリッシュな車種が多い
- 狭い空間を利用する場面で、スムーズに移動できる
- 横幅が一人乗りベビーカーと同じなため、真っすぐ押す分には「二人乗りであること」を意識しなくてもいい
縦型(上下2段タイプ)のデメリット
- 車体の重量が重いものが多い
- コンパクトに折りたたむことができない車種が多い
- 大型のエアタイヤが装着されているものが多く、定期的に「タイヤの空気圧」をチェックしなければいけない
Check ✓ 縦型(上下2段タイプ)のメリット
- 「縦型(前後に並ぶタイプ)」と比べて車体の全長が短く、小回りもきく
- 大型のエアタイヤを用いた「3輪構造」のものが多く、操作性が高い
- 「縦型(前後に並ぶタイプ)」と比べて、見た目がスタイリッシュな車種が多い
二人乗りベビーカー(縦型)のおすすめランキング11選
さて、いよいよここからは「おすすめの二人乗りベビーカー(縦型)」をランキング形式でお伝えしていきます!
先ほど解説した「二人乗りベビーカー(縦型)を選ぶ際に押さえるべきポイント」を参考に、自分好みのものを探してみてくださいね。
11位:baby jogger マルチユースベビーカー・city select
baby jogger マルチユースベビーカー・city select | ||
---|---|---|
寸法 | 65 ✕ 107 ✕ 110.5 | |
重さ | 13.8kg | |
色 | ブラック |
組み立てに少し時間が掛かるものの、「一般的なベビーカーと比べて圧倒的に安定感がある」との評価を得ているAprica(アップリカ)の「baby jogger マルチユースベビーカー・city select」。
コンパクトさ・軽さを売りにしているベビーカーとは根本的に違いますが、「愛する我が子には、普通より快適な乗り心地を体感して欲しい!」という考えをお持ちのご両親から確固たる支持を得ています。
POINT
- シートの形状を自由に変えることが可能【16種】
- 頑丈なエアータイヤを装着しているため、段差もラクラク
- パーキングブレーキが、手元で簡単に操作できる
10位:シット&スタンド ダブル・スナップギア
シット&スタンド ダブル・スナップギア | ||
---|---|---|
寸法 | 66 ✕ 120 ✕ 122 | |
重さ | 18kg | |
色 | ブラック |
車体が大きいわりには扱いやすいという評価が多い日本育児の「シット&スタンド ダブル・スナップギア」。
シートを取り外せば、ワゴンR・タントといった軽トールワゴン(=ハイトワゴン)のトランクに収納することも可能です。
POINT
- シートの向きを変えることができる
→ 両シート前向き・向かい合わせ、ともに可能 - 後ろのシートの位置が高い
→ 後ろに座る子の視界も広く、不公平感が少ない - 下部に大容量のバスケットが付いている
→ 約2.2kgまで入れられる&出し入れしやすい
9位:グラコ スタンド&ライド・グレイシャー
グラコ スタンド&ライド・グレイシャー | ||
---|---|---|
寸法 | 92.5 ✕ 47.2 ✕ 36.6 | |
重さ | 12.4kg | |
色 | ブラック |
タイヤの安定感に定評があるGRACO(グラコ)の「スタンド&ライド・グレイシャー」。
組み立ての際に迷うようなことは無く、おおむね15分くらいあれば組み立てられるため、「すぐに使える」のが特徴といえます。
POINT
- 車体が軽くて丈夫なため、操作がしやすい
- 後ろのシートを、フラット(=平ら)にリクライニング可能
- 前輪が大きなダブルタイヤでロック機能が付いている
Instagramでの口コミ
8位:Micralite スーパーライト
Micralite スーパーライト | ||
---|---|---|
寸法 | 62 ✕ 99 ✕ 106 | |
重さ | 9.3kg | |
色 | ブラック・ブルー・レッド |
シートの位置が高いため、「赤ちゃんが受ける振動が少なめなのが良い」と評価されているMicralite(マイクラライト)の「スーパーライト」。
スタイリッシュさと機能性を合わせ持ち、かつ、折りたたみ時に自立する利便性も兼ね備えているため、1台目から乗り換える人もいる商品です。
POINT
- 後輪が、路面から受ける振動を吸収してくれる「大型中空タイヤ」
- 簡単な操作で薄くたためるうえに、自立も可能
- ワンタッチで2段階のリクライニング調整ができる
Instagramでの口コミ
7位:joovy Caboose・ウルトラライト(※新モデルも併売中の商品)
joovy Caboose・ウルトラライト | ||
---|---|---|
寸法 | 54.61 ✕ 93.98 ✕ 105 | |
重さ | 9.53kg | |
色 | ブラック・ブルーベリー |
二人乗りベビーカーとは思えないほどコンパクトで扱いやすいと評価されているjoovy(ジュービー)の「Caboose・ウルトラライト」。
後ろのシートに背もたれが無く可動式のため、特に「年齢差が3歳以上のお子さま」を子育て中のご家庭から定評を得ています(※使い方:後ろのシートにお兄ちゃん又はお姉ちゃんが腰掛ける)。
なお、別売りですが、純正のリアシートを装着すると後部座席の安全性が向上するので、気になる場合はそちらも併せてお買い求めください。
POINT
- アルミニウムフレームを採用しているため、軽くて操作しやすい
- 後ろのシートが2WAYのため、座ることも立つことも可能
- 両サイドのレバーを持ち上げるだけで折りたたむことができる
Instagramでの口コミ
6位:Phil&Teds 二人乗りベビーカー・スポーツ
Phil&Teds 二人乗りベビーカー・スポーツ | ||
---|---|---|
寸法 | 102.9 ✕ 58.9 ✕ 105.9 | |
重さ | 12.5kg | |
色 | ブラック・チェリー・ミッドナイト |
ベビーカーに「他の一般的な商品とは一線を画すスタイリッシュさ」を求めるパパママから高い評価を得ているPhil&Teds(フィルアンドテッズ)の「二人乗りベビーカー SPORT」。
自家用車のように専用パーツでカスタマイズできるため、特に「値段が高くても洗練されたベビーカーが良い」という価値観をお持ちのご家庭から、厚い信頼を得ています。
POINT
- すれ違った人の目を奪う「スタイリッシュな3輪バギー」
- 安全性が極めて高い「5点ベルト」を採用
- 一般的な女性が片手で扱えるくらい操作性が高い
Instagramでの口コミ
5位:Kolcraft コンツァーズ エリートタンデム・ストローラー
Kolcraft コンツァーズ エリートタンデム・ストローラー | ||
---|---|---|
寸法 | 126 ✕ 66 ✕ 101 | |
重さ | 15.4kg | |
色 | ブラック |
「頑丈さと操作性を兼ね備えているのが良い」という評価が多い米国Kolcraft社の「コンツァーズ エリートタンデム・ストローラー」。
アメリカ製のため、折りたたんだ際に、日本製のベビーカーと同様のコンパクトさは得られないというデメリットがあるものの、飽きのこない高級感のあるデザインや車体に傷がつきにくい素材の採用など「総合力」の高い商品です。
POINT
- 両シート付けたまま折りたためるうえに、自立も可能
- シートの形状を自由に変えることが可能【7種】
- 前輪後輪ともに「頑丈なサスペンション」を搭載
Instagramでの口コミ
4位:Baby Trend 二人乗りベビーカー・ミレニアム
Baby Trend 二人乗りベビーカー・ミレニアム | ||
---|---|---|
寸法 | 54.6 ✕ 124 ✕ 109 | |
重さ | 14.7kg | |
色 | ブラック/グレー |
デザイン性の高さと安定した操作性に定評があるBaby Trendの「二人乗りベビーカー・ミレニアム」。
Baby Trend社は、手頃な価格で信頼性の高いベビーカーを提供し続けているため、本国アメリカでは数々の賞を受賞しています。
「手堅い商品が欲しい!」という考えをお持ちの方は、これを購入すれば後悔しないで済むでしょう。
POINT
- スチールフレーム設計のため、しっかりした作りなのに軽い
- 安全性が極めて高い「5点ベルト」を採用
- 米国幼児製品生産者協会の標準規格に合格
Instagramでの口コミ
3位:日本育児 DUOシティHOP
日本育児 DUOシティHOP | ||
---|---|---|
寸法 | 87 ✕ 52 ✕ 107 | |
重さ | 9.8kg | |
色 | ブラック・レッド・グレーデニム |
収納があまり多くないものの、他を寄せ付けないスリムさとコンパクトさに定評がある日本育児の「DUOシティHOP」。
ベビーカーを押しながら、改札をはじめとする狭い道を通ることがあるご両親から、厚い信頼を得ている商品です。
双子や年子のお子さまがいらっしゃるご家庭では、「定番」と言っていいほど購入されています(※楽天市場のレビュー数=290件超え)。
POINT
- 前席=90〜110度・後席=90〜130度の間でリクライニングが可能
- 折りたたむと小さくなるのが便利なため、2台目以降として買う人もいる
- 一般的な二人乗りベビーカーより車両重量が軽い → 9.8kg
Instagramでの口コミ
2位:Joie エヴァライトデュオ
Joie エヴァライトデュオ | ||
---|---|---|
寸法 | 57 ✕ 121 ✕ 107 | |
重さ | 10.1kg | |
色 | チェリー ツートーンブラック ブルーバード |
二人乗りベビーカーは、二人分の重さを支えることから、ダブルタイヤであることが一般的。
しかし英国メーカーのJoie(ジョイー)は、前輪に大きめのシングルタイヤを採用することで、シングルタイヤなのに「段差でもスムーズに押せる操作性」を実現しました。
この「エヴァライトデュオ」は、走行時の操作性だけが優れているわけではありません。
具体的には、一般的な女性が簡単に組み立てられる構造・赤ちゃんを抱っこしながらでも可能な開閉など、利便性も最大限に考慮したうえで作られています。
POINT
- 一般的な女性が片手で扱えるくらい操作性が高い
- 別売りが一般的な「レインカバー(=雨よけ)」が付属している
- 片足で容易に踏むことができる「左右連動ブレーキ」を採用
Instagramでの口コミ
1位:シット&スタンド ダブル・ピスタチオ
シット&スタンド ダブル・ピスタチオ | ||
---|---|---|
寸法 | 55 ✕ 125 ✕ 110 | |
重さ | 15kg | |
色 | ブラック/グレー |
価格が抑えめでありながら、「大容量のバスケットが付いていること」・「折りたたみ時に自立すること」・「下の子が生後6ヶ月から使えること」が好評なBaby Trendの「シット&スタンド ダブル・ピスタチオ」。
大げさに言っているわけでも何でもなく「これが無い生活なんて考えられない!」という人もいるほど満足度が高い商品です。
折りたたむと自立するタイプのため、保育園によっては預かってもらうことも可能。
特にコストパフォーマンスを重視するご家庭から、厚い信頼を得ています。
POINT
- 前席・後席・ハンドルの3箇所に「ドリンクホルダー付きテーブル」を装備
- シート取り付け時・シート取り外し時ともに、折りたたみが簡単にできる
- 前席=85〜120度・後席=85〜150度の間でリクライニングが可能
Instagramでの口コミ
二人乗りベビーカーに関する世間の声(Twitter)
娘が起きた。
ひとりで
ふたり連れて移動しなアカン時
二人乗りベビーカーが欲しくなる✩もぅそろそろ抱っこ紐
暑いしなぁ〜#カブース #二人乗りベビーカー pic.twitter.com/Dgs7q8Sor4— はる@5y娘&3y息子&36w (@11RiKatwi) 2016年5月18日
案外この通路通れる。#二人乗りベビーカー pic.twitter.com/xt456fkCIu
— とみーママ@YouTuber😆 (@hitomi_nisshi) 2018年11月5日
子供たち、遊具で大はしゃぎ。
親はカブース(2人乗りベビーカー)の操作性が良すぎて大はしゃぎ。#カブース #二人乗りベビーカー— ねね (@nene__hot) 2018年3月17日
二人乗りベビーカー♡♡
ついにデビュー♪
楽すぎて快適!!!#キンダーワゴン#二人乗りベビーカー pic.twitter.com/c7EFGt17Qh— ちぃまま (@chinana1211) 2018年3月20日
このように、縦型の二人乗りベビーカーには高評価の声が多いです。
“大変な思いをしないで済むようになる”という価値の高さは想像以上と言っていいでしょう。
終わりに
購入の際に押さえるべきポイントとともに解説してきましたが、いかがでしたか?
このページでは、「おすすめの二人乗りベビーカー(縦型)」をランキング形式でお伝えしました。
色々なタイプの製品をご紹介したので、きっとあなたの好みや希望にピッタリなものが見つかったはずです^^
ものによってはスグ在庫切れしてしまい入手が困難になるので、「これ良いな♪」と感じた製品が1つでもあったのなら、今このタイミングで手に入れちゃうことをオススメします ▲
コメントを投稿するにはログインしてください。